CROSSTALK

小堀 智彦 営業

小堀 智彦 営業
お客様との「縁」を育てるのに夢中で、勤続20年なんて、あっという間でした。

お客様に頼られるのは「車を買うとき」だけじゃない。

もともと自動車メーカーでメカニックをしていて、営業に転籍になったんですよ。大手のメーカーさんだったものですから、ジョブローテーションがあって。とにかく営業のノルマは厳しかったですね。訪問先は一般のご家庭で、雪のなか一日中、足を棒にして歩きまわったこともありました。それでも目標の訪問件数にいかないと帰れなかったり。どうしてもしんどくて辞めることにしたんです。 で、地元では結構老舗だったツチヤ自動車の募集を見つけて。正直なところ、最初は中古車業界にそれほど良いイメージは無かったんです。あまり質の良くない自動車を横流ししてるだけ、みたいな印象があり…。でも実際に入社してみると大違いでした。地域密着のお店なので、本当に地元の方から信頼されているんですよ。それこそ、車の購入だけじゃなく、修理や車検の手続きの仕方とか、車まわりのちょっとしたことでご連絡いただくお客様が多くて。 私の場合ですと、平日なら10名以上、休日なら20名以上お客様が何かしらの用事でお店にいらっしゃるんです。それに一つひとつ丁寧に対応している先輩の姿を見ているうち、ただ右から左に品物を流しているだけの会社じゃないと思うようになって。日々の仕事に取り組んでいるうち、頼っていただけるお客様が自分にも増えていったんです。

クルマだけでなく、人生相談に乗るほど、お客様から頼られる存在に

お客様との思い出は、たくさんあって困るほど。

営業によっては、お客様の人生相談に乗ったりしている人もいるくらい。車を購入するだけじゃなく、購入したあとの「縁」をすごく大切にしている会社です。私も、お客様がまた新しいお客様を紹介してくれて…といった風に、どんどんお付き合いは広がっていきました。 お客様との思い出は、正直たくさんありすぎて困っちゃうんですが、一番覚えているのは、免許とりたてのお客様が道路で立ち往生してるところをレスキューしたことかも(笑)。 私から車を買っていただいたお客様なんですが、その方が運転中にハンドルの切り返しができない狭い道路のような所に入ってしまって。前にも進めない、Uターンもできない、にっちもさっちも行かなくなってしまったんです。で、私のところに「助けて!」って連絡が来て。運転に慣れてる人なら、なんとか自分でクリアできるようなトラブルだったんですが、何しろ免許取りたての方でしょう?さぞご不安だろうと思って、車を飛ばして30分かけて助けに行きました。 無事に車を広い道に移すことができたときの感謝の声といったら。結局、その方もずっと私のお客さんになっていただけて。これまで、恐らく10台以上の車をご購入いただいてます。中古車だけじゃなくて、新車をご購入されるときも「小堀さんにお願いしますね」なんてお声がけいただいたりもしてるんですよ。こういう嬉しい経験をしてしまうと、やっぱりこの仕事、やめられませんね。

役職を問わない「距離が近くてあったかい」雰囲気が長く働けている理由です

社長も部長も、すぐ隣にいるような関係。

この仕事を始めるのに、特別な能力は要らないと思います。ただ、お客様からの小さなご要望にもきちんとお応えしたり、それによってお客様との信頼関係が強くなるのを楽しめたり。そんな姿勢は欠かせません。ただ売上をあげていれば正義、って仕事じゃないんです。車の販売だけじゃなく、書類の手続きなどの事務作業、カンタンな車の修理や洗車、ときにはお客様のレスキューまで(笑)。仕事の中身は幅広いと思ってください。 ただ「独りで全部やりなさい」なんてスタイルの会社ではないから、その点は安心して欲しいですね。たとえば、仕入れた車が運んでいる途中で故障して動かなくなった。そんなとき、近くの営業所のメンバーに連絡して助けに来てもらったりとか。そういったお互いに助け合う場面が、本当に多いんです。逆にいえば、個人プレーで何でも片付けてしまおうって方に、当社はオススメできません。おせっかいなくらい世話焼きな人が多いし。 私も入社から20年以上経ちますけど、いまだに部長や社長に相談することがしょっちゅうあるくらいですから。ちなみに、毎週少なくとも1回は社長が各店舗を廻って、社員一人ひとりの様子を見てくれています。それで、さりげなくアドバイスをくれたりするんです。社長や上層部とのコミュニケーションは日報やメールだけ、なんて会社も多いって聞くんですけどね。こんな風に距離が近くてあったかい雰囲気も、長く働けている理由です。